マンションに設備や機器を設置したい!どこに相談すれば良い?

現在お住まいのマンションに「こんな設備が欲しい!」「こんな機器を設置したい!」と考えた場合の、相談先について解説します。
ただし、相談したからといって、その要望が叶うわけではありません。
要望を受け入れてもらうには、その設備や機器を設置するメリットを感じてもらう必要があります。
本記事では、相談先とあわせて伝えるべき項目についても解説するので、参考にしてください。
マンションに設備・機器を希望する上で考えておくべき項目

多くの場合「うちのマンションにこんな設備が欲しいんです!」とストレートに伝えるだけでは、希望は叶いません。
なぜなら、個人の希望だと捉えられてしまうからです。
個人的に必要なものであれば、マンション全体で実施する必要はありません。
ですから、本当にマンションに必要なものだと理解してもらうために、以下の3つを明確にしておきましょう。
- 利便性が高まるのか?必要なものなのか?
- 居住者にどのようなメリットがあるのか?
上記とあわせて、居住者の管理費負担の変動についても伝えられると良いです。
以下でそれぞれを伝える理由について解説します。
利便性が高まるのか?必要なものなのか?
まずは、設置したい設備・機器が、「必要」「便利」どちらであるかを伝えましょう。
必要なものか便利なものなのかで、設置が進むかどうかは大きく異なるからです。
必要と感じられるものであれば、設置までは比較的スムーズに進むでしょう。
しかし、「便利」であれば、今すぐに設置する必要はないと捉えられてしまう可能性があります。
ですから「必要であり、より便利になる」と伝えられるとベストです。
居住者にどのようなメリットがあるか?
設備・機器を設置することによる、居住者のメリットを明確にしておきましょう。
冒頭で触れたように、個人のメリットがあるように思われてしまえば、マンション全体への設置は検討されません。
あくまで、居住者全員にメリットがあるから、マンションの予算を使って導入してくれるのです。
ですから、「私が」や「こう思った」という伝え方ではなく、「居住者がこんなことで困っている」といった、俯瞰的な意見を伝えると良いでしょう。
居住者負担がどの位増えるか?
可能であれば、居住者の負担についても調べておくと良いでしょう。
ランニングコストのかかる機器・設備の場合、管理費が増額されるケースがあるからです。
もし管理費が高くなる場合は、居住者の賛同を得られなければ導入が進みません。
ですから、ランニングコストによる管理費の変動や、費用をかけてでも設置する理由について明確にしておくべきです。
マンションに機器・設置を希望する際の相談先

マンションに機器・設置を希望する際は、以下の2つに相談してみましょう。
- マンション管理組合
- マンション管理士
マンションオーナーに直接伝える方法もありますが、マンションオーナーと気軽に話せるほどの距離感の人は稀です。
ですから、マンション管理組合またはマンション管理士に相談をしてください。
マンション管理組合
提案ベースであれば、まずはマンション管理組合に相談してみましょう。
「こんな設備があるから設置の検討について話しあってほしい」と伝えれば、管理組合側で会議をしてもらえる可能性があります。
ただし、上記でも解説したように、個人の希望程度ではなかなか受け入れてくれません。
- 「なんのために」
- 「どれだけの居住者のリクエストがあり」
- 「これが必要」
と伝えるようにしてください。
マンション管理士
相談ベースであれば、マンション管理士に相談してみましょう。
ただし、個人的にマンション管理士に相談するケースは稀です。
基本的にはマンション管理組合に相談したのちに、管理組合からマンション管理士に相談内容が伝わります。
マンション管理士は、相談内容を受けた上で「管理費」「より適切な設備の検討」」必要、不必要」などを判断します。
ですから、最終的な決定に悩んだ場合に、マンション管理士を頼ってみましょう。
マンションに新たな設備を設置するならマンション管理士に相談

マンションに新たな設備を設置する際は、管理組合だけで決めるのではなく、マンション管理士に相談してください。
マンション管理士であれば、「本当に必要かどうか?」から「より適切でコストを抑えられる設備」についてもアドバイスをしてくれます。
たとえば、マンションエントランスやドアの相談の場合であれば、弊社は「開き戸の自動ドア施工システムクリエーション」さんをおすすめしています。
なぜなら、他社と比べて費用が安く機能性も豊富だからです。
このように、現在のマンションに対して適切な機器を選定するのもマンション管理士の役割ですので、ぜひ「もっとマンションを便利にしたい」「もっと住みやすいマンションにしたい」とお悩みの際は、ご相談ください。