マンション管理士の仕事内容|マンション管理組合との関わり方

マンション管理士の仕事内容|マンション管理組合との関わり方

マンション管理組合において「マンション管理士の選任」について話し合った経験はないでしょうか。

しかし、多くの人はマンション管理士が何をするのか、わからないかもしれません。

そこで今回は、マンション管理士の仕事内容について解説します。

もし少しでもマンション管理士の必要性を感じているのであれば、仕事内容を理解した上で、検討してみてください。

マンション管理士の仕事内容は主に6つ

マンション管理士の仕事内容は主に6つ

マンション管理士の仕事内容は、主に以下の6つになります。

  • 相談業務……マンション管理に関する相談・助言
  • 運営診断業務……管理組合運営の適正性を診断し、改善の提案
  • 立会業務……建て替えなどに関する会合にオブザーバーとして立ち会う
  • 顧問業務……理事会の日常業務または特定の業務についての助言、指導、援助
  • 管理規約に関する業務……管理規約の適正性を診断、改定案の作成等
  • 管理委託契約に関する業務……管理委託契約及び管理業務仕様の適正性を診断し、問題改善の提案

基本的な仕事内容になりますが、上記の内容では理解しにくい部分もあるかもしれません。

以下では、具体的な例を挙げながら、マンション管理士の仕事について解説します。

マンション管理組合の運営補助

マンション管理士の主な仕事は、マンション管理組合への助言です。

マンション管理組合は、マンションに関する様々な内容について検討し、決定します。

しかし、管理組合の人々は、マンションの住民であり、必ずしもマンションの専門家ではありません。

そのため、マンションの管理組合は、マンション管理会社の提案をそのまま受け入れてしまうこともあり、それが必ずしも適正でないケースもあります。

上記のような問題についてアドバイスできるのが、マンション管理士です。

マンションの修繕の内容精査や業者選び

マンションは、定期的な修繕が必要です。

そのため、修繕の費用を管理費として積み立てなければいけない他、修繕業者を選ばなければいけません。

しかし、費用が適切かどうか、どのような修繕工事業者に依頼するべきか、マンション管理組合だけで決めるのは難しいです。

マンション管理士は、正しい計画かどうかを精査し、修繕業者選びをする上でも、アドバイスを行います。

住民トラブルのサポート

マンション管理組合の頭を悩ませ安いのが、住民トラブル。

マンションには多くの住人が暮らしているため、住民同士のトラブルが発生することもあります。

基本的には当事者同士の話し合いになりますが、解決しない場合はマンション管理組合に相談が持ち込まれるケースもあります。

マンション管理士は、このようなトラブルの場合、専門的見地からアドバイスを行います。

マンション管理組合の会計管理

マンション管理組合では、毎年予算を組みそれが適正に実行されたかどうかを確認する機会として決算があります。

この予算の執行にはマンション管理組合の理事会が組合を代表して執り行いますが、この理事会の役員として組合の中から信頼のおける人が選出されます。

そのサポート役としてマンション管理士が選ばれるケースもあります。

管理組合の予算を把握し、どのように活用するべきかのアドバイスをするのも、マンション管理士の仕事です。

管理規約の作成や確認

マンション管理組合は多くの人が参加しているため、ルール作りが欠かせません。

ほとんどのマンションには管理規約というものがあります。

管理規約は住民が入居する前に決まっていることが殆どですが、時間の経過とともに規約の改定が必要となるケースもあります。

規約改定に関しては、マンション管理組合で話し合って決めますが、改定により一部の住民の不利益とならないよう、専門的かつ第三者視点から判断します。

このような規約の確認やアドバイス、作成も、マンション管理士の仕事となります。

管理委託契約のチェック・アドバイス

殆どのマンション管理組合は、マンション管理会社と管理委託契約を結んでいます。

管理会社はこの管理委託契約の仕様に基づき、マンションに管理人を手配したり、修繕工事の計画立案をしたりします。

しかし、場合によっては、必ずしも管理組合のメリットとはならないような内容の契約が結ばれていることもあります

マンション管理士は、そのような疑問点や不安点を精査し、管理組合にアドバイスします。

マンション管理士と管理業務主任者の違いは?

マンション管理士と管理業務主任者どちらを選ぶべき?

マンション管理士及び管理業務主任者はいずれもマンションの管理に関わる国家資格です。

マンション管理士と管理業務主任者の大きな違いはその「立場」にあります。

管理業務主任者は管理会社がその業務を行うにあたり必要となる資格で、管理組合から委託を受けた業務を行います。

一方、マンション管理士は管理組合の運営そのものをサポートする立場となります。

つまり、マンション管理士はマンション管理組合側の立場であり、管理業務主任者は管理会社側の立場となります。

マンション管理組合の業務サポートならマンション管理士に依頼

マンション管理組合の業務サポートならマンション管理士に依頼

マンション管理組合の業務のサポートなら、マンション管理士に依頼しましょう

マンション管理組合は、必ずしもマンションの専門知識を持っている人の集まりではありません。

そのため、知識がないためにマンション管理会社まかせになってしまうこともあるでしょう。

しかし、マンション管理士がいれば安心です。

マンション管理にまつわる書類や契約、計画など、マンション管理士が専門的な知識で精査しアドバイスします。

少しでもマンション管理組合の運営に疑問や不安を感じているのであれば、ぜひマンション管理士に相談してください。