マンション管理士が気になる「顔認証マンション」
昨今では、マンションにもIoT技術が普及しています。
IoTが普及していけば、今後のマンションはより便利に暮らせる場所になっていくでしょう。
予算の関係もあるとは思いますが様々なものを活用して、小さいお子様のいる家庭から高齢者まで、皆さんが便利に暮らせるマンションにしていきたいですね。
そこで今回は、とくに時代最先端である、顔認証マンションについて解説します。
ぜひマンション居住者の満足度向上のために、設置を検討してみてはいかがでしょうか。
IoTとは?
まずは「IoT」についても説明しておきます。
昨今では多くの場所で使われるようになっている言葉ですが、いまいちわからない方もいるでしょう。
IoTとは、「Internet of Things」の略称で、「モノのインターネット」です。
つまり、あらゆるモノがインターネットを通して情報を伝達できるシステムを指します。
わかりやすい例でいえば「スマート家電」です。
スマートフォンでエアコン、テレビなどを操作できるので、まさに「モノのインターネット」です。
今回紹介する顔認証システムも、IoTの一つになります。
マンション管理士も驚いたマンション顔認証システム
今回は、とくに機能性の広さに驚いた顔認証システムをご紹介します。
商品名や会社名は伏せさせていただきますが「こんなことができるシステムがあるんだ!」と参考にしていただければ幸いです。
宅配ボックス・ゴミ置き場まですべて顔認証
マンション顔認証システムでドアを開閉できるのは、エントランスドアだけではありません。
宅配ボックスのような所有者を特定しなければいけない部分や、ごみ置き場や自転車置き場などの共用部も顔認証で開錠できます。
幅広く認証してくれるので、鍵を持ち歩く必要がありません。
エレベーターが自動操作
顔認証によってエレベーターの行先階が自動で押される仕組みもあります。
システムが居住者の顔を記録しているので、ボタンを押す必要性がないのです。
荷物を両手に抱えているときはエレベーターのボタン一つ押すだけでも不便なので、ここまでしてくれるのはとても利便性が高いですね。
ゲストの一時的な顔認証パスも付与
来客の際も問題ありません。
顔認証システムを使うにはアプリへの登録が必要になりますが、来客者には一時的に開錠できるパスを発行できます。
一度パスを発行しても無限に使えるわけではないので、民泊などの不正利用にも対応できます。
マンション顔認証システムの課題
マンション顔認証システムにもいくつかの課題があります。
とくに居住者が気になる点は、以下の2つでしょう。
- 設置費用が高い
- 高齢者でも扱えるのか心配
それぞれの課題について解説します。
設置費用が高い
顔認証システムは設置費用が高いです。
マンション全体で割ったとしても、管理費が増えることに対して居住者からの納得がいかないケースもあるでしょう。
この課題については居住者と話しあって納得してもらうほかありません。
高齢者でも扱えるのか心配
基本的に顔認証システムはスマートフォンアプリを利用します。
そのために、高齢者では扱えない可能性があるのです。
ご家族で暮らしているのであれば設定をしてあげることもできますが、高齢者のみで暮らしている場合では設定に時間がかかったりトラブルの際に対処できなかったりする恐れもあります。
マンションが便利になる設備を検討してみましょう
今回紹介した顔認証システムのように、マンション居住者が便利になる設備があれば設置を検討してみてください。
費用はかかってしまいますが、居住者全員が確実に便利になるシステムなので合意を得ることは難しくないでしょう。
ただし、顔認証システムにはいくつかの課題もあるので「便利な設備は導入したいけど課題が気になる」という人もいるかもしれません。
そのような場合には、マンションの自動ドアだけでも検討してみてはいかがでしょうか。
「開き戸の自動ドア施工システムクリエーション」で取り扱っているスイングドアオペレーターであれば、現在設置されている開き戸を自動ドア化できます。
費用も安い上に細かい設定の必要はありません。
ぜひ少しでもマンションの利便性を高めたいと考えているなら、ドアから変えてみることも検討してみましょう。