オートロックマンションのメリット・デメリット｜オートロックなしで利便性を向上する方法
昨今では、防犯性の面からオートロックのマンションが増えています。
しかし、「流行っているからオートロックにする」という理由だけで導入するのはおすすめしません。
オートロックマンションのデメリットにも目を向けてみてください。
本記事では、オートロックのメリット・デメリットについて解説します。
オートロックマンション2つのメリット
オートロックマンションには、次のようなメリットがあります。
- 訪問セールスに悩まされない
- 不審者の立ち入りを防げる
そのほか、空き巣やストーカー対策としても有効です。
以下でなぜそれぞれのメリットが得られるのかについて解説します。
訪問セールスに悩まされない
オートロックマンションであれば、訪問セールスや勧誘を遠ざけられます。
玄関先ではなくインターホンで対応できるので、しつこい勧誘を断る際の心理的負担も少ないです。
オートロックではない場合、しつこく玄関先に居座られてしまう可能性もありますが、オートロックであればお断りを一言入れて対応を遮断すれば問題ありません。
また、これらのことから、セールスマンや勧誘の業者はオートロックマンションを避ける傾向にあります。
不審者の立ち入りを防げる
オートロックマンションであれば、不審者がマンション内に立ち入ることがほとんどありません。
鍵を持っている人しかマンション内に入れないので、当然ながらマンション内にいる人は住民のみです。
居住者の心理的な安心感も得られる上に、犯罪者の排除にも役立ちます。
オートロックマンション3つのデメリット
オートロックマンションは防犯性に優れていますが、メリットだけではありません。
次のようなデメリットがあります。
- 鍵を忘れると入れなくなる
- 管理費・共益費が高くなる傾向
- 部外者が絶対に入れないわけではない
なぜそれぞれのデメリットが生じてしまうのか、以下で具体的に解説します。
鍵を忘れると入れなくなる
オートロックマンションのほとんどは、入り口を開けるための鍵が必要になります。
そのため、鍵を忘れて外出してしまうと、中に入れなくなります。
家族などと暮らしていて誰かが家にいれば良いですが、家に誰もいない場合や一人暮らしの場合はまず中に入る手段がありません。
管理費・共益費が高くなる傾向
オートロックマンションのシステムを稼働させるためには、メンテナンスなどのランニングコストがかかります。
そのため、オートロックがないマンションとあるマンションでは、オートロックがあるマンションの方が共益費や管理費が高くなる傾向にあります。
居住者によっては、共益費・管理費の高さをデメリットと考えてしまうでしょう。
部外者が絶対に入れないわけではない
オートロックマンションは、部外者が絶対に入れないかというとそうではありません。
鍵を開けたタイミングで一緒に入ってしまえば、誰でもマンション内に侵入できてしまいます。
その時点で不審者だと気づければ良いですが、居住者もマンションに暮らす全員の人と知っているわけではないため、多くの場合は何も言わずに侵入させてしまいます。
オートロックマンションにせずに利便性を向上する方法
オートロックマンションは、防犯性に優れている一方で、デメリットもあります。
そのため「ランニングコストをかけてまで導入する必要があるのか？」と悩むオーナー様もいるでしょう。
ただし、オートロックマンションにしないことで居住者の利便性が低くなる点も悩みどころです。
そこでオートロックマンションにせずに利便性を向上するため、自動ドアを設置する方法も検討してみてはいかがでしょうか。
エントランスドアを自動ドアにするだけでも多少の防犯性向上にはなりますし、居住者の利便性も向上します。
エントランスドアは気軽に自動ドア化できる
エントランスドアの自動ドア化には、大規模な工事や多額の費用がかかると考えているかもしれません。
しかし、後付け自動ドアであれば、最短1日の工事で費用も安く済みます。
「開き戸の自動ドア施工 実績No1のシステムクリエーション」で取り扱っているスイングドアオペレーターであれば、今ある開き戸を後付けで自動ドア化できます。
ぜひマンションの利便性を向上させたいオーナー様は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
より居住者の希望に合わせたマンションエントランスへ
マンションエントランスの設備を考える際は、より居住者の満足度を向上できるものを考えましょう。
今回デメリットで解説したように、オートロックマンションだからといって居住者の満足度が向上するとは限りません。
ドアの利便性だけであれば、自動ドアの設置だけでも満足してもらえる可能性があります。
マンション居住者の層やニーズを考えて、適切な設備を整えましょう。
