マンション管理士がおすすめするマンションエントランスドア
マンションのなかでまず目に留まるのは、エントランスだと考えていませんか？
もちろんエントランスも重要ですが、多くの人が必ず目に留まるのがドアです。
当たり前にあるものなので普段から気を遣って見ることは少ないですが、ドアの雰囲気だけで入居者の印象は決まります。
そこで今回は、マンション管理士がおすすめするマンションエントランスドアについて解説します。
マンションエントランスについている基本的なドア
まずは、マンションエントランスについている、一般的なドアの形について解説します。
マンションエントランスドアは、主に2つの種類があります。
- 引き戸
- 開き戸
それぞれの違いや特徴について解説します。
引き戸（スライドドア）
マンションエントランスのドアとしてとくに多いのが、引き戸（スライドドア）です。
引き戸は開閉スペースが必要ないので、スタイリッシュな雰囲気を見せられます。
店舗などのように自動スライドドアになっているケースが多いです。
開き戸
開き戸は、家の中にもあるような押したり引いたりして開閉するドアです。
引き戸と比べて、密閉性や防音性に優れています。
しかし、重量があるために開閉しづらかったりドアを開けたときのスペースが必要になったりするデメリットもあります。
マンションエントランスドアで抑えておくべきポイント
マンションエントランスドアで入居者検討者の心を掴むためには、見た目や利便性を工夫する必要があります。
とくにマンションで長く暮らそうと考えている入居者にとっては、利便性が求められるでしょう。
その上で、重視しておくべきポイントは、以下の3つです。
- 自動ドア
- 重量のあるドア
- おしゃれなドア
それぞれのメリットや特徴について、以下で解説します。
自動ドア
利便性を高めるのであれば、自動ドアがおすすめです。
自動ドアであれば、荷物で両手が塞がっているときも高齢者も、負担なくドアを開閉できます。
引き戸であればほとんどの場合で自動ドアになっていますが、開き戸の場合は自動ドアでないケースが多いです。
開き戸は風の影響によって開閉に大きな負担がかかるケースもあるので、大規模修繕などのタイミングで自動ドア化しておくと良いでしょう。
重量のあるドア
マンションエントランスのドアは、重量のあるものが好ましいです。
軽いドアでは、風によって破損してしまったり開閉してしまったりします。
重量のあるドアであれば、台風の風や雨などの影響も受けにくいので、災害対策の面で考えても、重量のあるドアが良いでしょう。
おしゃれなドア
入居検討者の心を掴むためには、おしゃれなドアにする工夫も必要です。
どれだけ防犯や災害対策がされているドアでも、シンプルすぎるおしゃれではないドアでは、魅力を感じられません。
ただし、おしゃれなドアといっても、派手にすれば良いわけではないです。
マンションの雰囲気とマッチしていなければ、ドアだけがおしゃれなように見えて、せっかくのセンスが台無しになってしまいます。
そのため、マンションのドアをおしゃれに見せたい場合は、施工会社などと相談しながら決めていきましょう。
費用を抑えて開き戸を自動ドア化
マンションエントランスドアを自動ドア化するには、多額の費用がかかります。
そのため「自動ドアにしたいけれどできない」と悩まれている管理組合やオーナー様もいらっしゃるでしょう。
さらに、大規模な取り付け工事が必要になるので、住民にストレスを感じさせてしまうかもしれません。
そこでおすすめしたいのが、後付け自動ドアです。
後付け自動ドアであれば、現在ついているドアに後付け設置で自動ドア化できます。
大規模な工事はなく、最短1週間で取り付けられる上に、費用も大幅に抑えられます。
「システムクリエーション」様で取り扱っているスイングドアオペレーターであれば、開き戸に対応しているので、ぜひ取り付けをご検討ください。
マンションの魅力は「ドア」から
マンションの魅力をより多くの人に知ってもらい、入居者を集めたいなら、まずはエントランスドアから見直してみましょう。
エントランス内部や他共有部分も大事ですが、エントランスのドアは誰もが必ず通る場所です。
まず、このエントランスドアを魅力的に見せられなければ、マンション自体に興味を持つきっかけを失ってしまいます。
ぜひ、入居者の満足度を向上させたい場合や入居者を増やしたい場合は、エントランスドアの改善を検討してみてください。
